『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビュー最終回【さらなる冒険の旅へ!】
今回の「ゲームぶらり旅」は
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
2016年12月22日に発売したダンジョン探索RPGの
プレイレビュー最終回をご紹介します。
▼前回のあらすじを見たい方はこちら!
プレイレビュー(最終回)
ここまで読み進めて頂き、ありがとうございます。
今回で『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビューは”最終回”です!
”香霖塔の異変”解決とクリア後をご紹介します!
輝針城天守閣(36F)~アワリティウム「売王の間」(39F)
前回、華扇から”香霖塔の異変”解決を託され、
ダンジョン攻略もいよいよクライマックスを迎えます。
36F「輝針城天守閣」からはさらに強敵が続々と登場!
ここまで来てやり直しはきついので、大胆かつ慎重にプレイを進めていきたい所だ。
要注意の敵キャラ一覧
衣玖さん(いくさん)
2008年に発表された東方Project第10.5作目「東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.」
に登場したキャラで本名は永江 衣玖(ながえ いく)
龍の世界と人間の世界の間に棲む「竜宮の使い」と呼ばれる妖怪。
本作で最大の特徴は──。
攻撃を受け流すスキル
衣玖の特性は高確率で発動する回避能力。
その為、常にできる対策としては手数を倍にする二刀流が有効だ!
ちなみに、衣玖のキャラクター概要にも空気を読む程度の能力とあり、
「柔よく剛を制す。時には自分の存在を消し、全ての攻撃を受け流す。」
という原作に忠実なスキル設定となっているようだ。
赤蛮奇さん(せきばんきさん)
2013年に発表された東方Project第14作目「東方輝針城 ~ Double Dealing Character.」
に登場したキャラで本名も赤蛮奇(せきばんき)
普段は人里で人間に紛れ、一人でひっそりと生活している妖怪。
二つ名は「ろくろ首の怪奇」
本作で最大の特徴は──。
本体から頭部を分離するスキル
「ろくろ首の怪奇」の二つ名の通り、
スキル発動時は赤蛮奇(本体)と赤蛮奇ヘッド(頭部)に分離する。
霊夢から本体を攻撃しても赤蛮奇ヘッド(頭部)は残る為、
必ず2度倒さないといけないのが面倒な敵キャラ。
影狼さん(かげろうさん)
2013年に発表された東方Project第14作目「東方輝針城 ~ Double Dealing Character.」
に登場したキャラで本名は今泉 影狼(いまいずみ かげろう)
満月の夜に狼に変身する程度の能力を持つ狼女。
変身する姿は、外の世界では絶滅したとされるニホンオオカミ。
本作で最大の特徴は──。
高威力のダメージスキル「ルーガルーキャノン」
後半トリッキーな敵キャラが多く登場する中では珍しく、
影狼の使う「ルーガルーキャノン」はシンプルに攻撃力の高いダメージスキル。
その威力は絶大で、筆者の場合は37Lv時点の霊夢(最大HP222)に78ダメージもの大ダメージを受けている。
防具をつけない二刀流装備で攻略を目指す場合は特に注意が必要だ!
効率の良いマップでレベル上げ
こちらは37F到達時に筆者が感じた「レベル上げに効率が良いマップ」
不思議の幻想郷は他のダンジョンRPGに比べて、敵のスポーン(出現)が早いのでレベル上げに苦労することは少ないが、同時に満腹度の減りも早いので無駄な歩数を減らす為にも集中したレベル上げに使うマップは厳選していきたい所。
筆者が考える上記マップを使うメリットは以下の通り。
- 周囲4部屋に出現した敵キャラを中央でまとめて狩れる
- プレイヤーは中央で足踏み待機するだけで良い
- 敵キャラの範囲スキルを抑えられるので安全
まず、1はシンプルに多くの敵キャラを狩れること。
プレイヤーが1歩動く毎に敵キャラも1歩動くダンジョンRPGではお互いが行き違いになることもしばしば起きるので、出来るだけルートが集中した場所の方が効率的。
次に、2は無駄なプレイヤーの動きを省くと同時に、下手に部屋を動き回って罠を踏むというリスクを避けている。
特にレベル上げをしようと思ったタイミングで亜空間の罠を踏んで次の階へ強制ワープしてしまうことや、焼却・腐敗・地雷の罠といった食べ物系アイテムへの影響は避けていきたい。
最後に、3は一部の敵が使うスキルへの対策だ。
不思議の幻想郷では部屋全体や範囲攻撃など厄介なスキルを持つ敵キャラが多いので、通路での戦いの方が安全なことが多い。
もっと効率の良いレベル上げは多々あるとは思うが、
筆者の場合は上記のようなマップだった時にレベル上げをおすすめする!
ついに、最上階へ到達
39Fに到達するとそこには魔力に取り込まれた霖之助の変わり果てた姿が──。
やっぱりストーリーは完全にギャグ路線のようで、
霖之助の名前も売王(バイキング)なんて残念ネームになってしまっている…(笑)
39F「売王の間」で最終決戦!
ここから39F「売王の間」で最終決戦がスタート。
マップには売王を含む6つの敵影と
香霖堂アワリティウム支店に置かれていた像の敵キャラが確認出来る。
未知のフロア、未知の敵相手に
筆者が取った初手の戦略は──。
幻惑「アンキャニーシャイン」
まず混乱を与えることは間違いないだろうと踏んだ筆者は
スペルカードの幻惑「アンキャニーシャイン」で先制をかけることに!
【実際の本音】
この時、筆者は神霊「夢想封印」のスペルカードも所持していたが、
プレイレビュー第3回で起きた百鬼夜行の悲劇から完全に使用するのをビビっていたと思われる。
▼(プレイレビュー第3回はこちら)
そして、この判断が──。
やらかしてる~~~!!!
幻惑「アンキャニーシャイン」の効果は全て打ち消されて全くの無駄に終わり、
さらに取り巻きの攻撃力がはね上がるという完全に裏目の結果に──。
(慎重な選択をしたのに、どうしてこんなことに…。)
神霊「夢想封印」のスペルカードを使うことにビビった筆者。
だが、幻惑「アンキャニーシャイン」の選択は最悪の一手だった…。
しかし、逆にこれで開き直った筆者が取った選択は──。
神霊「夢想封印」のスペルカード
今度は一転、部屋内の敵全体へのダメージを狙います。
というか、結局は後手後手に回るグダグダな展開…(笑)
(どんなにブサイクな戦い方でも勝てばいいのよっ!)
開き直ったその戦略は──。
平均23のダメージを与えるという微妙な結果に。
大ダメージを与えられたわけでもなく、
1体でも倒して数を減らせたわけでもない。
(あれ?神霊「夢想封印」が思ったより使えない…。)
実際、悪手とまでは言わないが、
思っているより有効ではないと言った所だろうか。
同じく、部屋内の敵全体へダメージを与える効果を持つ布都のスキル。
現状では、神霊「夢想封印」よりも布都の使う炎符「太乙真火」の方が全然強い。
同行キャラのスキルはオート発動なので、
使うタイミングを指定出来ないのが難点ではあるが──。
結局、手持ち3枚あった神霊「夢想封印」を惜しみなく使って、
なんとか取り巻きの一掃には成功。
残るは売王霖之助との一騎討ちのみ!
しかし、ここで売王霖之助の反撃スキルが発動。
クイックコマンド「迅速果敢」の効果は──。
ぶっ壊れスキルやないか!!!
と思わず突っ込みたくなる状況変化。
効果は、全体復活と状態異常回復・倍速・浮遊の付与
戦況は一転、敵の懐で囲まれて孤立する状態に──。
神霊「夢想封印」のスペルカードも使い切り、
全体攻撃の手段がない筆者はひとまず右下の敵から捌くことに──。
敵のターンでは一瞬で距離を詰められて一斉攻撃を食らう展開に。
圧倒的な窮地。倍速効果恐るべし…。
しかし、ここである閃きが!
(確か、こんな状況に適した弾幕技があったような。)
弾幕技「二重結界」
消費弾幕Pは高いが、周囲にいる敵キャラ全てに高ダメージを与える。
囲まれた際などに有効な弾幕技。
(そうだ!周囲の敵を一掃出来る便利な弾幕技を自分で紹介してたじゃないか!)
”弾幕技「二重結界」に活路を見出した筆者”
早速、今設定されている弾幕技「陰陽弾」から切り替えて、
弾幕技「二重結界」を使用することに──。
弾幕技の切り替え方を忘れる
なんと、ここへ来て弾幕技の切り替え方が分からない状態に。
そう、ここまで初期設定の「陰陽弾」以外を使ってこなかったのが仇になったのだ!
まさかの幻惑「アンキャニーシャイン」が自動発動。
しかも混乱対象は自分という…もはやただのギャグである(笑)
あらゆるボタンを探りながらテンパる筆者。
そして飛び出したのは──。
弾幕技「陰陽弾」
(完全にやらかした~!!!)
同時に敵キャラからのタコ殴りが始まり、
確実に死亡フラグが立ったと感じた筆者。
なんとか奇跡の生還!
おそらく敵キャラの行動パターンが少し違っていれば、
死んでいる可能性も十分にあった場面だった。
なんとか生き残れた筆者はここから回復アイテム「玉露」などで立て直し──。
今度は確実に弾幕技「二重結界」を発動させて敵キャラを一掃!
残りは売王霖之助との一騎討ちのみとなり、
ついにその時を迎える──。
「売王霖之助」を撃破!
最後の決まり手は結局「陰陽弾」
ボスが爆発する演出辺りに元ネタの弾幕シューティングゲームらしさがうかがえる。
そして、待ちに待った感動のエンディングが──。
やってこなかった模様。
アワリティウム「売王の間」(40F)
真の最終決戦へ!
ここからが正真正銘、真のラストダンジョンのスタートだ。
苦戦は必至なので、この時点である程度の余力が残っていないと厳しい戦いに。
チュートリアルや今までのダンジョンで学んできたことを出し切って戦おう!
真のラスボスが繰り出す大迫力のスキル
アワリティア思念体の使うスキルはどれも強力。
攻撃を耐え凌ぐ為には回復アイテムの「玉露」や「心のスキマ」が不可欠だ!
弾幕技「二重結界」で応戦すべし!
アワリティア思念体が使う「マンモンの眼光」「強欲が呼びし滅びの烈光」のダメージスキルは強力だが、一番厄介なのは「禍々しい侵略者」で増援を呼ぶことだ!
囲まれた場合は、素早く対応しなければ一転してピンチに陥ってしまうので、
弾幕技「二重結界」で切り抜けるのがおすすめ。
霊夢がアワリティア思念体と隣接していれば同時にダメージを与えることも可能だ!
強力な攻撃を耐え凌ぎ、筆者もなんとかアワリティア思念体を撃破!
霖之助に憑りついていた魔力のつながりが絶ち切れる。
エンディング
霊符「夢想封印」
霖之助と魔力のつながりが絶ち切られた瞬間、
霊夢は霊符「夢想封印」によってゴールドスフィアの中に魔力を閉じ込める。
霖之助と再会
これにて”香霖塔の異変”は解決を迎える。
そして、ムービーシーン後はエンディングロールへ。
『さぁ、次の不思議を探しに行こう』
エンディングシーンの最後には既にさらなる冒険の予感が。
不思議の幻想郷の冒険はまだまだ始まったばかりだ!
▼【エンディング完全版はこちら】
クリア後の展開
さらなる事件の予感
エンディングロール後には売王の間に残された布都の茶番が展開される中、謎のキャラクターの姿が。ストーリーは既に次の事件へと伏線が張られているようだ。
転移(ワープ)機能が追加
”香霖塔の異変”クリア後に開放される転移機能は拠点内からであれば
好きな所へ一瞬で移動が出来る。
鑑定と中級調合レシピが追加
「にとフュージョン」の機能に鑑定と調合レシピが追加。
今後は正体の分からないアイテムが出現する高難易度のダンジョン解放や、
新アイテムの登場を予感させる。
華扇道場の中級が解放
”香霖塔の異変”クリア後は自動で華扇道場の中級が解放。
中級指南と仙人の試練(中級)が挑戦出来るようになるので、
更なるテクニックを磨くことが可能だ!
新ダンジョン「尋龍点穴」が出現
”香霖塔の異変”クリア後に布都に話しかけるとイベントが発生。
新ダンジョン「尋龍点穴」が現れて挑戦出来るようになる。
ダンジョンをクリアする毎にさらに深層が解放されていくので、
やり込み要素の強いコンテンツと言えるだろう。
総評(最終回)
”香霖塔の異変”をクリアしたが、
むしろこれからがスタートと言えるぐらいやり込み度が高い。
現時点でストーリーはギャグ要素が多めのシンプルな展開だが、かわいいキャラクターの豊富さや細やかな演出の作り込みでいつの間にか夢中に。
ハマる人は時間を忘れて遊んでしまいそうな面白さがあっておすすめです!
最終評価:★★★★★★★★★☆(9点)
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビュー第4回【奥深いやり込み要素が最大の魅力!】
今回の「ゲームぶらり旅」は
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
2016年12月22日に発売したダンジョン探索RPGの
プレイレビュー第4回をご紹介します。
▼前回のあらすじを見たい方はこちら!
プレイレビュー(第4回)
博麗神社~白玉楼(23F)【リベンジ】
前回、白玉楼(23F)の百鬼夜行発生でまさかの大波乱。
止む無く「リターンオブハクレイ」で博麗神社に帰還した筆者。
今回は"香霖塔の異変"のリベンジからスタートだ!
繰り返しプレイで見える奥深いやり込み要素
ダンジョン開始早々に拾ったのはお守り「博麗チャーム」
アイテム説明の通り、注目すべきは印の数。
「博麗チャーム」をベースに他の有能なお守りと強化合成することで、
複数の効果を持った自前のお守りを作成可能だ!
筆者の場合は、エア巻物と交通安全のお守りを合成して
フロアの罠を回避しやすくなる効果を付与してみたぞ。
危険な場面を切り抜けるのに役立つ弾幕技をより多く使えるのは心強い!
2度目に訪れた妖怪の里では、
秘神の館(運命のダークサイド)に立ち寄って武器に加護をつけることに。
せっかく合成強化した装備も呪いや劣化によって機能を制限されるともったいないので、お気に入りの装備には早めに加護をつけておくのがおすすめだ!
ちなみに、解呪&加護のお値段はどの装備でも一律891円。
経営している「厄神」の鍵山 雛ちゃんから厄い(891)という設定なのだろう。
19F「アワリティウム前」時点の装備はこんな感じ。
二刀流の楼観剣がレベル,補正値ともに順調に成長。
空印の数を活かして強化合成を重ねることで武器の特性もさらに豊富に。
攻撃力がアップしたことで、1回目の"香霖塔の異変"ダンジョン攻略時より
敵を一撃で倒せる回数が確実に多くなったぞ!
防具を装備しない二刀流は防御面にリスクもあるが、
不思議の幻想郷に登場する敵キャラは厄介な特性持ちが多いので、
現時点では"先手必勝"スタイルの攻略を筆者はおすすめする。
21F「紅魔館」では珍プレーも炸裂。
通路の右側に初めて隠し部屋を発見し、
なんとか辿り着けないものかと悩んだ末に
爆薬の効果範囲を期待して飲むのを試すことに──。
結果、おはぎが全て焼けてしまった。
壁貫通の狙いが不発に終わるだけでなく、
手持ちで3つあったおはぎが全て焼きおはぎに。(満腹度効果ダウン)
なんとも恥ずかしいプレイ内容だった…(笑)
気を取り直して、前回の最終地点「白玉楼」に到達。
この時点でなんと武器の見た目に変化が──。
楼観剣→ロウカンブレードへ進化!
まるでFF7主人公「クラウド」が持つバスターソードのような見た目への変化に
テンション上げ上げの筆者。(かっこいい!)
レベルによって装備の形状が変化するといった
細かい所まで作り込みの深さがあるのは◎
色んな装備の形状変化を見てみたくなるプレイヤー心理を突いて、
遊びの幅を広げやすくしているのも本作の魅力の一つと言えますね!
永遠亭(26F)~香霖堂アワリティウム支店(29F)
そして、ついに未知の26F「永遠亭」へ到達。
戻し作業でさらに装備は強化されましたが、
このまま最上階まで辿り着くことは出来るでしょうか──。
要注意の敵キャラ一覧
永琳さん(えいりんさん)
2004年に発表された東方Project第8作目「東方永夜抄 ~ Imperishable Night.」
に初登場したキャラで本名は八意 永琳(やごころ えいりん)
どこかで聞き覚えがあると思ったら、
妖怪の里で薬の行商人をしていたイナバちゃんが話していましたね。
(プレイレビュー第2回を参照)
永遠亭の名医と謳われる薬師で、
本作内の回復アイテムである八意湿布(やごころしっぷ)などの開発者。
本作で最大の特徴は──。
一直線上にいる霊夢を狙った遠距離攻撃
厄介な特性は霊夢と一直線上であれば敵味方問わず攻撃すること。
その為、霊夢と一直線上にいる敵キャラを倒して
レベルアップすることで強敵となってしまうとピンチな状況へと陥りやすい。
永琳さまへレベルアップしてしまうと、通常攻撃に貫通性能が加わる上に
睡眠薬を撃って動きを止めてくる超絶厄介な敵キャラに。
そうなると苦戦は必至なので、
永琳さんと戦う時は一直線上に他の敵キャラがいないか注意が必要だ!
輝夜さん(かぐやさん)
八意 永琳と同じく「東方永夜抄 ~ Imperishable Night.」に初登場したキャラ。
本名は蓬莱山 輝夜(ほうらいさん かぐや)
その最大の特徴はかなり高い最大HP。
強化した二刀流の楼観剣で3撃以上かかることがあったのは輝夜さんのみだったので、
相当高い最大HPに設定されていることが分かる。
敵をレベルアップさせてから倒すテクニック
先ほど要注意の敵キャラ一覧で紹介した永琳さまが
29F到達前に最大の苦戦を強いられた敵キャラだった。
1対1で対峙出来ていたから良かったが、
もし「でかい永琳」までレベルアップしていたら危なかっただろう。
なんとか通路に誘い込んで倒すと──。
武器防具お守りが一斉にレベルアップ!
基本的にピンチに陥るトリガーになる敵キャラのレベルアップだが、
危険の少ない敵キャラをあえてレベルアップしてから倒すのも一つの戦略。
不思議の幻想郷でもそれは例外ではないようなので、
レベルアップしてから倒すのに適した敵キャラを今後探してみる予定。
こういう抜け道を突いたレベル上げや攻略は
不思議のダンジョンRPGの醍醐味であり、楽しみ方としてもおすすめ!
待ち受けていた者は──。
ようやく29F「香霖堂アワリティウム支店」に到着!
階層のキリ的に29Fに霖之助が居て、
30Fで最終決戦をするのだろうと予想している筆者。
待ち受けていたのは──。
(り、霖之助さん…!?)
霊夢と全く同じ反応だった筆者。
香霖堂アワリティウム支店には変わり果てた霖之助さんの姿が──。
霖之助さんではなかった模様。
霖之助ロボMk-Ⅱ・YU-Editionは香霖堂アワリティウム支店の店番をしているだけのようで、”香霖塔の異変”に関しての情報はほとんど得られなかった。
店内の内装はこんな感じ。
左側にずらっと並ぶ複製品のような像が不気味で
ちょっと悪趣味なセンスが漂っている。
ここでは宿泊とアイテムの売買が可能だ。(宿泊はやっぱり1500円)
ちなみに、店で「万能のみ」が売っていたので購入。
これを使えばちゃんと壁を壊せるようだ。
21Fで爆薬を飲んで壁を破壊しようとして自爆したのが恥ずかしい(笑)
これが29F「香霖堂アワリティウム支店」時点の装備だ!
二刀流の楼観剣はロウカンブレードへと進化後もさらに強化して
補正値はみぎ手が+14、ひだり手が+8まで上昇。
この時点の右手武器の特性も、
- 【霊】霊特効
- 【超】超人特効
- 【吸】吸血特効
- 【耳】耳特効
- 【妖】妖怪特効
以上の5種類の印がついてかなり頼もしい武器に!
一方、こちらが同行キャラ布都の装備。
装備のレベルは着実に上がってきているが、
大量の空印が放置されていることから手抜き感は否めない(笑)
今後、余裕があれば少しずつ強化を進めたい所だ。
夢殿大祀廟(30F)~神霊廟(33F)
ダンジョン攻略も終盤戦に突入。
30F「夢殿大祀廟」から攻略していくぞ。
ちなみに夢殿大祀廟(ゆめどのだいしびょう)と読みます。
難し過ぎて調べるまで筆者は全然読めなかった…(笑)
要注意の敵キャラ一覧
響子さん(きょうこさん)
2011年に発表された東方Project第13作目「東方神霊廟 ~ Ten Desires.」
に初登場したキャラで本名は幽谷 響子(かそだに きょうこ)
聞こえてきた声に対し、同じ言葉を大声で返事する妖怪らしい。
妖怪の里の入口で見た不思議ちゃんですね。
(プレイレビュー第2回を参照)
本作で最大の特徴は──。
拾ったアイテムの投擲スキル
何でも拾ったものを霊夢へ投げつけてくる厄介な特性で、
武器や防具などの装備品などの場合は強制的に装備させられることも。
さらに、投げつけられたアイテムはスキマの中に入ることもあるので要注意。
心のスキマにアイテムを詰められて勝手に使用されるのが一番痛い。
神子さん(みこさん)
「東方神霊廟」に初登場したキャラで、
本名は豊聡耳神子(とよさとみみの みこ)
モチーフは日本史でお馴染みの聖徳太子。別名は聖徳王。
本作で最大の特徴は──。
旧一万円札の投擲スキル
少し前に紹介した響子さんと似た特性だが、
神子さんの場合は旧一万円札を投げ込んでくる。
一見、価値のありそうな旧一万円札というアイテムだが──。
アイテム説明を見る限りは全く無価値のようで、
風来のシレンでいうところの雑草的なポジションだろう。
だが、考え方によっては神子から不要なアイテム(旧一万円札)を大量に回収して
上手く利用する方法はあるかもしれない。
天子さん(てんしさん)
2008年に発表された東方Project第10.5作目「東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.」
に初登場したキャラで本名は比那名居天子(ひななゐ てんし)
天界という雲の上に住む天人で、
人間であった時の名前は「地子」であり、天人になる際に「天子」と改名した。
見た目の通り、お嬢様キャラのようだ。
本作で最大の特徴は──。
緋想の剣による範囲ダメージスキル
霊夢と隣接している同行キャラにも及ぶ地割れ攻撃を使ってくるのが厄介。
浮遊状態であればダメージの回避は可能。
”香霖塔の異変”解決も大詰め
33F「神霊廟」に入ってからも順調に攻略を続けて、
いよいよ”香霖塔の異変”解決も最終盤へ。
この辺りまで来るとさすがにやり直しは避けたい所。
ようやく35Fを突破するとそこには──。
華扇ちゃんが霊夢を待っていました。
そして、華扇の口から”香霖塔”の異変の真相が語られ、
魔力に取り込まれた霖之助を助ける為には、
魔力と霖之助のつながりを一度、絶つ必要があることを知ります。
霖之助との戦いで金の玉(ゴールドスフィア)を強引に奪い取る際にケガを負った華扇は後のことを霊夢に託します。
果たして、霊夢は霖之助さんを正気に戻すことは出来るのか──。
次回、ついに最終決戦に挑みます!
総評(第4回)
前回地点までの戻しプレイも単調にならず、
装備品のさらなる強化合成や武器の形状変化という新しい発見を楽しみながら遊べたのはすごく良かった。
後半に進むほどトリッキーな敵キャラも増えてきて、次に何が起こるか分からない感じがスリルを倍増させている。
プレイを重ねれば重ねるほど、中毒性のようにハマっていく多彩に盛り込まれたやり込み要素は本作品で最大級の魅力と言えるでしょう!
途中評価(テンション):★★★★★★★★★☆(9点)
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビュー第3回【突然の急展開、だからこそ面白い!】
今回の「ゲームぶらり旅」は
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
2016年12月22日に発売したダンジョン探索RPGの
プレイレビュー第3回をご紹介します。
▼前回のあらすじを見たい方はこちら!
プレイレビュー(第3回)
河城セーフハウス(19F)~白玉楼(23F)
前回、香霖堂だった場所まで到着。
すると、早速新キャラの河城 にとりが登場します。
このにとりこそが
「河城にとり特製素材融合装置」略して、
「にとフュージョン!」
の開発者である。
幼い外見とは対照的に、中身はしっかりした女の子キャラで、
一文無しの霊夢に対しても何かと無償でサポートしてくれるような
面倒見のいい気質を持っているようだ。
河城セーフハウスまで案内してくれるにとり。
この場所についての説明をしてくれるが…。
「水中で活動するためにつくった、潜水艇ならぬ"潜水邸"なんだ!」
うーん…この子は天才なのかアホの子なのか(笑)
なにはともあれ、河城セーフハウスでは宿泊が可能だ。
「『HP』や『ちから』の回復はもちろん──おいしい食事でお腹もいっぱいになるぞ」
「にとフュージョン」の無償修理だけじゃなく、
河城セーフハウスで宿泊場所まで提供してくれるにとりちゃん。出来る子!
そりゃもちろんお世話になります!!
「1500円かかります。よろしいですか?」
ってそこはお金取るのかよ(笑)
しかも、妖怪の里で宿泊した「ホテルニューハクタク」と比べて、
かなり質素な見た目の宿泊場所なのに、お値段は同じ1500円とのこと。
まぁそれでもここはこれから厳しくなるであろう道中を考えて宿泊することに──。
河城セーフハウスを出ると、
アワリティウム前にはタンザブ屋がいるぞ!
手持ち整理を兼ねたアイテム売却や
おはぎの購入などをして準備を整えておきましょう。
この時点の装備はこんな感じ。
武器は「楼観剣」の二刀流を中心に強化合成して進めてきたのでかなりの高火力。
道中の敵はほぼ一撃で倒すことが出来た。
また、食料の対策として
「蓮菜の玉の枝」をお守りにつけることで満腹度の減少を抑えることに。
準備が整ったら、香霖堂だった場所を通ってダンジョンへ突入しよう。
ここから20Fのアワリティウム「紅魔館」がスタート。
いよいよ"香霖塔の異変"も後半戦に──。
要注意の敵キャラ一覧
20Fの「紅魔館」からはさらに厄介な敵キャラが多数登場。
その中でも特に要注意の敵キャラを一部紹介。
パチュリーさん
パチュリーさんは、一定歩数動くごとにせきこんで
自身に5ダメージずつ蓄積していく不気味な敵キャラ。
その最大の特徴は──。
自身に一定ダメージを蓄積すると爆発すること。
爆発させてしまった場合は大ダメージを被ることになる。
おそらく、ダメージ量は味方の最大HPに対しての割合ダメージ。
画像の布都の最大HPが162で爆発を受けた際に49まで減ってるので、
被ダメージは113、約70%の割合ダメージを受けることになる。
さらに、遠方一直線上の相手には鈍足のデバフを付与してくる。
とにかく道連れで爆発しようとするかなり厄介な敵キャラだ。
この時点で、パチュリーさんはダンジョンRPG「トルネコの大冒険」に出てくる
ばくだん岩と同じような行動パターンと特性なのかと推測していたが──。
後々プレイを進めていくうちに、
パチュリーさんの場合は微妙に違うことが判明。
【パチュリーさんの場合】
一撃でHPを削り切れば爆発しない。(おそらく)
一撃でHPを削り切っても容赦なく爆発する。(エグい。)
パチュリーさんの場合、さらに遠方から鈍足のデバフを放ってくるものの、
筆者的にはまだ優しい特性に感じた。(いや、ばくだん岩がエグいよねほんと笑)
まぁ、まだ呼称が(さん)なので
パチュリーさまとか、でかいパチュリーとか出てきたら分からないですが(笑)
ってか、でかいパチュリーとかなにそれ怖い!
美鈴さん(めいりんさん)
にわかの筆者は最初みすずさんと読んでいたが、
東方Projectのキャラで正式名称は紅 美鈴(ほん めいりん)と読むらしい。
その最大の特徴は──。
高いHPと確率で発動する痛恨。
これといった特殊な能力持ちではないものの、
20Fで登場する敵キャラの中ではかなり高ステータスで油断は出来ない。
チルノさん
妖精のような見た目だが、その通り氷の妖精だったチルノさん。
東方Projectの「東方紅魔郷」で初登場したキャラらしい。
「東方紅魔郷」は2002年に発売したWindows版第1弾の作品なので、
チルノさんは相当古参キャラだということが分かる。
本作での最大の特徴は──。
手持ちのアイテムをランダムに氷漬けにすること。
スキマなどの保存系アイテムに入っているものは対象外のようだが、
使いたいタイミングで回復薬などが氷漬けにされると痛い。
氷漬けの効果は一定歩数経過すると解けるので、
基本的には焦る必要はない。
ついに百鬼夜行に遭遇、そして──。
続々と厄介な強敵が登場するも、
「楼観剣」の二刀流による高火力で大体の敵を一撃で仕留めて
かなり順調なペースで進行。
ところが、ここで23F「白玉楼」到達と同時に──。
百鬼夜行が発生!
ステージの切り替わり時に発生したので
最初は中ボス的なフロアなのかと勘違いしたが、
他タイトルのダンジョンRPGでいうところの「モンスターハウス」のようだ。
大量の敵キャラに囲まれてピンチのイベントだが、
風来のシレン、トルネコの大冒険とクリアしてきた筆者は動じない。
様々な対応策の中からどう料理してやろうかと余裕を見せるぐらいだ。
そしてすぐにある一つの戦略を立てた──。
まずは、神霊「夢想封印」で先制攻撃をかけてやろう。
(フッ。まずは牽制からよ。これぞ王者の戦い方だな。)
勝利を確信している筆者。
(ふむふむ。平均42ダメージか。中々の先制攻撃だな。)
(さて、次はどう料理してやろうか。)
(武器でも一撃で全て倒せるだろうし、他の戦術で華麗に倒すのも捨てがたいな。)
そんなことを考えていた次の瞬間──。
えっ!?
妖夢さんを全て一掃したことで、半霊が大量発生
先ほどまでの余裕から一転する筆者。
この一瞬の状況変化で圧倒的に悪い予感が走りだします。
そして──。
やらかしたー!!!
時すでに遅し。右下に固まっていた半霊は全て小町さんに憑依。
小町さん→小町さま→でかい小町→でかい小町20ときて
でかい小町40まで究極進化
これ何てギャグなんだ…(笑)
とか言ってても仕方ないので、次なる戦略を考える。
はっきり言ってここまで来たらもうまともに勝負は出来ない。
そこで、逃げを最善の一手と考えた結果──。
加速薬を選択
幸いなことに階段は同部屋内にあったので、
少し迂回して素早く階段を目指すことに──。
でかい小町40とも距離を取り、
目指すは西方向へほぼ一直線の先にある階段のみ。
(よしよし…。なんとか逃げきれそうだ。)
逃げきれてねえええ~!!!
「でかい小町40」に一瞬であの世へ送られる布都。
172ダメージってなにそれ怖すぎる!!!
(やばいやばいやばいやばすぎる。)
前回のブログを見てくれた人の中には、
既にお気づきだった人もいたかもしれない。
そう、小町の特性「誰彼かまわず引きよせ」を完全に見落としていた筆者。
再びなんとか「でかい小町40」から距離を取り、
神技「八方龍殺陣」で一矢報いてから通路に逃げ込むも──。
「でかい小町40」と同時に半霊が憑依していた
「パチュリーさま」のHPを削り切れずに大苦戦。
さらに、時間をかけている間に「大悪魔」も合流して
「パチュリーさま」の回復を始めてしまい──。
完全に手詰まりになってしまった筆者は
渋々「リターンオブハクレイ」で博麗神社に帰還することに──。
(こんなはずじゃなかったのに…。)
一つの選択の誤りが状況を一変させてしまう。
そう、これが不思議のダンジョンシリーズの醍醐味でもあり怖い所。
次回は"香霖塔の異変"にリベンジからスタートします。
総評(3回目)
百鬼夜行ではまさかの展開に。
ある程度ダンジョンRPGを経験済みの筆者から見ても、
不思議の幻想郷はかなりユニークな敵が登場します。
ゆえに、一つの判断ミスで状況が一変することも多く、
常にハラハラ感が楽しめるはず。
初心者から経験者までやり応えのある作品。
途中評価(テンション)★★★★★★★★★☆(9点)
おまけ
前回気になっていた「街のキャラは倒せるのか?」という疑問。
キスメを使って試してみた所──。
合計で18ダメージを入れるも倒すことは出来なかった(笑)
もっと強くなってから要検証していきます!
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビュー第2回【強敵が多数登場でやり応え抜群!】
今回の「ゲームぶらり旅」は
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
2016年12月22日に発売したダンジョン探索RPGの
プレイレビュー第2回をご紹介します。
▼前回のあらすじを見たい方はこちら!
プレイレビュー(第2回)
博麗神社~妖怪の里(7F)
前回はチュートリアルと博麗神社の敷地内にある華扇道場で基本的なテクニックを
習得する所まで進めたので、今回はメインストーリーを進めていきます。
仙人の試練(初級)ダンジョンで手に入れたアイテムを
持ち込めるようなので武器、防具、お守りなどの装備品を持ってスタートです!
ちなみに、全体マップから見た現在地はこんな感じ。
ここからフロア1の野原、フロア4の田圃道と進んでいきます。
華扇道場で基本テクニックを身に付けていれば
特に難しい内容ではなかったので道中は軽くダイジェストでご紹介します!
フロア6では装備していたおみやげ用の木刀を卒業。
拾った楼観剣と銀のナイフの二刀流に切り替えてみました!
楼観剣はかっこいいけど、
銀のナイフはものすごい手抜き感のある見た目。
そして左右の武器のリーチの差がすごい…(笑)
威力の方は申し分なく、この二刀流で道中の敵はほぼ一撃で倒すことが出来ました。
そしてフロア6を抜けると…。
妖怪の里という所に到着!
どうやらここは人里の生活に慣れて帰りたがらなかった妖怪たちのために
上白沢 慧音ちゃんが先頭に立って作った里らしい。
特にメインストーリーに深く関わる話などもなく
会話パートが終わると探索パートへ。
画面がダンジョン画面に切り替わるといきなり存在感が半端ないキャラが…。
とりあえず、ざっくりと妖怪の里を巡り回ることに。
妖怪の里の施設とキャラクター紹介
「カッパーマイン」では様々な便利な装置を使うことが出来る。
…が、その装置のほとんどは完成に要投資が必要なものばかり。
今後は設備を使う為に資金を作って莫大な投資をしていく必要がありそうだ。
タンザブ屋はよろずやのようなお店で色々な物が売っている。
また、アイテムの売却が可能なお店なので、
ダンジョンで手に入れたアイテムをここで売却して資金を作ることができそうだ。
鈴仙・優曇華院・イナバちゃんは薬の行商人。(ってか名前長すぎィ!)
売っているのは既製品では手に入らない珍しい薬だが、
販売しているのはなんと1種類だけ!しかも1個のみ!!
1種1限までのお店とか斬新すぎるだろ(笑)
ホテルらしき建物に入ると上白沢 慧音ちゃんと再会。
妖怪の里を仕切りながらホテルニューハクタクの経営もしているようだ。
ここでは「HP」「力」「満腹度」の回復が出来る。
…が、もちろん無料ではなく料金は1泊2食つきで1500円とのこと。
ちなみに、同行キャラが居ても居なくてもお値段は据え置きの1500円。
秘神の館(運命のダークサイド)を経営する厄神の鍵山 雛ちゃん。
その厄をもたらす特性から人里では無人販売をするしかなかったが、
妖怪の里では自分のお店を経営することが出来て活き活きとしている。
ここでは呪われた装備品などの解呪が出来るようだ。
さらに装備品に加護をつけるのも可能とのこと。(メッキ的なやつかな?)
和菓子屋っぽい見た目のお店に入ると、
スイーツショップ「甘秋堂」のキラキラした店内でかわいい姉妹がお出迎え。
穣子と静葉が経営する「甘秋堂」では
アイテムをおはぎに変えてくれたり、焼きおはぎにしてくれるようだ。
つまり、不要なアイテムは必要に応じておはぎに変える。
そして満腹度だけでなく回復効果もついてくる焼きおはぎにして
冒険の準備を整えろということだな。
では早速……
ってここでもお金取るんかーい!(笑)
手持ちのおはぎを焼いてもらうだけやで…?
こんなんほとんど静葉さんのスマイル代みたいなもんやないか(笑)
振り返ればどこも金かかる施設ばっかりで
こうやって霊夢がどんどん貧乏になっていく辺りも上手く作られてるな(笑)
探索の最後でちょっとした悪ふざけを。
街中でもダンジョンマップなら物を投げたり弾幕技が使えることを知った筆者は
こちらをじっと見ているだけのキスメに陰陽弾をぶつけてみることに。
(…まぁどうせこの手のNPCはノーダメージだろ。)
え、ダメージ入るの!?
意外な結果に驚きの筆者。
このままダメージを与え続けるとどうなるのか。すごく気になる。
倒せるのか、何らかのペナルティーを受けるのか。
はたまた意外とレアアイテムを落としちゃったりなんかして!?(笑)
この結末は次回のプレイレビューで!
柳の運河(8F)~魔法の森(16F)
妖怪の里でしっかり装備を整えたら、
柳の運河(8F)を進んでいきます。
8Fに入るとすぐに敵からの遠距離攻撃が。
この辺りから厄介なスキルや特性を持つ敵が一気に増えてきました。
厄介な敵キャラ一覧
赤蛮奇(せきばんき)
8Fから登場する赤蛮奇は特に強いわけではないものの、
ダメージを与えると頭だけ残るシュールな敵キャラ。
一撃で倒せないのがもどかしい。
妖夢(ようむ)
8Fから登場の妖夢は単体で相手をする分には全く問題ない相手。
だが、こいつには恐ろしい能力が…。
妖夢を倒すと必ず半霊へと変化。
半霊は霊夢から逃げつつ他の敵キャラに憑りついてレベルを上げてしまうという
かなり厄介な能力を持っている。
そしてこの能力が後々に大惨事を巻き起こすことに…。
小町(こまち)
小町は行動速度が遅い代わりに
キャラを引き寄せる厄介なスキルを持つ。
小町のスキルは誰彼かまわず引きよせるため、
相手が1体だと思ってあなどってかかると痛い目に遭いやすい。
さらにその引き寄せる対象は霊夢にも及ぶため、
逃げ道を塞がれることも…。
にとり
玄武の沢(12F)に入ってから登場する。
厄介な特性は隣接して攻撃を受けるまで姿が見えないこと。
さらに、スキルのミサイルで遠距離からの攻撃も仕掛けてくる。
道中のダイジェスト
柳の運河(8F)スタート時点では楼観剣と
妖怪の里で手に入れたおはらい棒99の二刀流を装備。
余った銀のナイフ+2などは
「にとフュージョン」を使ってどんどん武器合成の材料に突っ込んでいくことに!
辿り着いた、玄武の沢の岐路(11F)では
射命丸邸に続く別ルートがあったが、
香霖塔の異変を解決するまでは何も起きないようだ。
さらに進んだ魔法の森の岐路(15F)でも、
魔理沙の家に続く分岐点を確認したので立ち寄ってみたが…。
やはり同じように香霖塔クリアまでは留守のようで何も起きないようだが、
立ち寄った際にちょっと気になるものを発見。
「なんかします 霧雨魔法店」
実に魔理沙のいい加減らしさが出ている看板である(笑)
魔理沙は東方Projectにわか知識の筆者も知ってる数少ないキャラなので
実際にどんなキャラなのか会うのが楽しみだ!
魔法の森(16F)を進んでいくと17Fで初めてダンジョン内のショップと遭遇!
不思議のダンジョンRPGの醍醐味の一つでもある商品の泥棒プレイは
すごく試してみたかったが、お金に余裕もあるので今回は控えることに(笑)
手持ちの食糧(おはぎ)が乏しくなってきた所だったが…。
おはぎあったー!
順調にフロアを進む中で唯一心配だった食糧事情がここで解決!
これで焦ってフロアを進む必要が無くなってひと安心の筆者。
さらに、お金にはかなり余裕があったので、
二刀流の武器用に楼観剣も購入。
まだまだプレイ暦が浅いのでこの判断が合ってるのか分からないが、
一応判断基準としては印の数が多い武器を選ぶことにしている。
おそらく印は武器に付ける特性のことだと思うので、
今後「にとフュージョン」で武器を強化合成していく際に
印の数が多い武器をベースに選んだ方がいいのだろうと推測した。
全然間違っていたら恥ずかしい限りだが…(笑)
そんなこんなで順調過ぎるぐらいに進めて香霖堂(だった場所)に到着!
オープニングムービーで見た面影はどこにもないぐらい変わり果てた
香霖堂ならぬ香霖塔では何が起きるのか。
次回は香霖塔の中へ突入する所からスタートします!
総評(2回目)
相変わらず登場キャラはどれもかわいくて◎
ダンジョンも柳の運河(8F)から明らかに強敵が出現するようになって
やり応えが増してきて楽しい!
ゲームスピードがかなり早いので、
他作品に比べてさくさく進める爽快感があるのが魅力的。
その分、お腹の減りも早いのでおはぎの管理はしっかりと(笑)
魔理沙に会うなど別の目標も出てきたので今後の展開が楽しみだ!
途中評価(テンション):★★★★★★★★★☆(9点)
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』プレイレビュー第1回【かわいい系不思議のダンジョン】
今回「ゲームぶらり旅」でご紹介するのは
『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
2016年12月22日に発売したダンジョン探索RPGの
プレイレビュー第1回です。
ダンジョン探索RPG『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』
あらすじ
その日、幻想郷は急な豪雨に襲われていた。
雨宿りのため、香霖堂に立ちよった博麗霊夢だったが、彼女はそこでトラブルに巻き込まれてしまう。
店主である森近霖之助が、豹変して襲いかかってきたのだ。
その圧倒的な力の前に、為す術もなく敗北してしまう霊夢。
命からがら博麗神社へと逃げ帰った彼女だったが、そこで待っていた茨木華扇の命により、
ふたたび香霖堂へと向かうことになるのだった。
今、「ゴールドスフィア」をめぐる、新たな異変の幕が切って落とされる。
(公式サイトより)
概要(不思議の幻想郷とは?)
洗練されたダンジョンRPG
同人ゲーム「東方Project(制作:上海アリス幻樂団)」を題材にしたファンゲームで、遊ぶ度に何度もダンジョン構造や落ちてるアイテムが変化する「ダンジョン探索RPG」です。
「ダンジョン探索RPG」として何度も遊びたくなる中毒性の高い内容と膨大なやりこみ要素を収録。
初心者から上級者まで遊びやすい操作性と判りやすいシステムで遊びつくそう!
個性豊かな東方キャラクター
東方Projectのファンゲームとしても敵味方含めて約120キャラ以上登場し、原作の「東方紅魔郷」以降のキャラクターがすべて登場!
原作で見た個性豊かな能力や特徴が、本作に合わせた形で絶妙に再現されています。
また声優によるフルボイスのアドベンチャーパートが、ストーリーを盛り上げます。
メインキャラクター紹介
博麗 霊夢
幻想郷と外の世界の境目に位置する「博麗神社」の巫女さんで、
類まれなる幸運の持ち主。
感情が豊かで裏表がなく、勘が鋭い。
お茶がなくなると、死ぬほどつらいらしい。
人間・妖怪を問わず惹きつける、不思議な雰囲気の持ち主で、
誰に対しても平等に接する。
ただし、仕事を邪魔する者は、誰であろうと容赦しない。
(CV.佐藤 聡美)
物部 布都
疑似的に死ぬことで肉体を完全に捨て、「尸解仙(しかいせん)」となった。
ただし、完全に成功しているのかは不明で厳密には「尸解仙を自称する道士」である。
風水を操る程度の能力を持っており、
一流の仙人になることを夢見る、努力家でもある。
妖怪に敵対心を抱いており、彼女のまわりには無駄な争いが絶えない。
(CV.波田野 由衣)
茨木 華扇
妖怪の山に屋敷を構え、そこで暮らしている仙人。
仙人としての号は「茨華仙(いばらかせん)」。
包帯に包まれている右腕は、失くしたために実体がなく、
煙のようなものが詰まっている。
生真面目な性格で、とても説教くさい。
修行をしない霊夢に、きびしい修行を課したことがあり、
それがトラウマになっているのか、霊夢は華扇にあまり逆らえない。
(CV.水橋 かおり)
プレイレビュー(第1回)
ゲーム前のイメージ
当シリーズはファンから「ふし幻シリーズ」と呼ばれており、
東方Projectでお馴染みのかわいい東方キャラ達が多数登場するのが特徴。
不思議のダンジョン系のゲームが大好きな筆者ですが、
パッケージがキャラゲー寄りに見えて、
内容も薄いのでは?と、なんとなく避けてきた作品。
結果から言うと、既に第1回プレイで
その予想を良い意味で裏切ってくれました!(面白い!)
登場キャラクターが可愛い!
思った以上に可愛かった東方キャラ!
筆者は東方キャラはゆっくり霊夢実況ぐらいでしか馴染みがなかったので、
あの丸っこい厚かましそうなキャラしかイメージがなかったんですが、
実際の霊夢を知ってびっくり!(めっちゃかわいいじゃないか!)
第1回時点で確認したキャラは
「博麗 霊夢」「物部 布都」「茨木 華扇」「稗田 阿求」の4キャラ!
どれもかわいいが、中でも現時点では華扇の笑顔が一番かわいいと感じた!
正直ちょっと東方キャラを舐めてましたね…(笑)
キャラクターの可愛さは予想を遥かに上回ったレベルでした。
表情も豊かなので見ていて楽しいし、今後の登場キャラにも期待!
ダンジョンマップのちびキャラもかわいい!
ダンジョンマップを移動する際はお馴染みのちびキャラに。
一つ一つのアクションもかなりかわいい仕上がりになっている!
ストーリーはギャグ要素が多め
店主の霖之助の会話シーンから始まる。
ムービーシーンでは本作ストーリーの元凶である
金の玉(ゴールドスフィア)を巡る攻防や
パロディネタなどギャグ要素の多い展開が楽しめる。
あえて金の玉という呼称をつける辺りに遊び心がうかがえる(笑)
自由な作風を活かして、下ネタでもどんどんぶっこんでくるのは
東方Project二次創作の強みと言えるだろう。
そしてなんとなく似てるなと見ていたら、
やっぱりパロディネタだった懐かしのアレも香霖堂の商品として登場!
マニアにはたまらない一品だが、香霖堂が流行らない理由も頷ける…(笑)
気になる人は「ボンバーマンビーダマン」で検索をかけてみてくれ。
ちなみに、そんなギャグとパロディネタで楽しませてくれる
本作を含める「不思議の幻想郷シリーズ」は
2009年冬のコミックマーケットで発表されてから
今に至るまで続くロングラン作品のようだ。
ストーリーが最終的にどうなるのか、
はたまたどんなオチを見せるのか!
今後の展開を楽しみにさせてくれるような内容だった!
▼【オープニングムービーを見てみたい方はこちら】
多彩な要素を詰め込んだゲーム性
これまでに不思議のダンジョン系のゲームは
と一通りのプレイをしてきた筆者が
本作のチュートリアルをプレイした時点で感じたのは
詰め込み過ぎなぐらいある多彩な戦略要素だ。
ダンジョンRPGの王道である風来のシレンやトルネコの大冒険と比べて、
重厚な世界観こそ欠けるものの、様々な要素を詰め込んだ多彩なゲーム性は
過去にプレイしたタイトルを遥かに凌駕している!
その為、全ての戦略を使いこなすにはかなり覚えることが多くて大変なので
筆者の場合はまず華扇道場でプレイスキルを磨くこと。
チュートリアル
オープニングムービー後は”異変”の起きた幻想郷を通って
博麗神社まで戻るまでの間に基本操作のチュートリアルが発生。
覚えることは多いが、かなり説明は親切なので初心者でも安心。
基本的な移動や装備を覚えた後に出てきたのは弾幕技のチュートリアル。
道中に落ちているP(スキルポイント)を拾って貯めていくことで
P(スキルポイント)をストック出来る点とそれを使って遠距離攻撃出来ることから
風来のシレンでいう所の弓矢的な位置付けの要素だろうか。
特に4種類存在する弾幕技の中でも「二重結界」は
周囲の敵を一掃出来る為、囲まれてピンチの時に有効だ!
筆者の中でも最低限覚えておいた方がいいだろうと感じたおすすめスキル。
スペルカードのチュートリアル。
様々な効果のものが存在し、状況に合わせて使い分けることで攻略の手助けに。
また、使用の際はキャラクターのカットシーンが発生して盛り上げてくれる!
神霊「夢想封印」のスペルカードは
同じ部屋にいる全ての敵に、ダメージを与えることが出来る。
風来のシレンでいう所の真空斬りの巻物。
浮遊薬を飲んで水路の上を渡るチュートリアル。
薬を飲むを選択するとダンジョンで勝手にござを広げて飲みだすという
霊夢のマイペースな特徴がよく表現されている(笑)
しかも「いただきまーす」のボイス付き。
戦闘中に薬飲みだしたらとってもシュールな画になりそうだ(笑)
そして、ここでプレイを中断してひと休憩入れることに。
帰ってきたらこんなことに…(笑)
ダンジョンRPGで放置待機中のキャラクターが固有のアクションをするのは
よくある仕様なので知っていたんですが、
さすがに自由過ぎるやろ!(笑)
筆者はキャラクターが寝てる待機動作ぐらいしか知らなかったので
これには思わず笑っちゃいました。
初心者指南をプレイ
自由に行動出来るようになってからはまず華扇道場の初心者指南をプレイ。
チュートリアルの基本操作に加えて、さらにテクニックを教えてくれるぞ!
目薬の使い方のチュートリアル。
目薬を使うと見えないものが見えるようになる。(罠や見えない敵など)
特に使い方などに問題はなかったが、
罠の数と種類多すぎィ!?
ちなみにどの罠もボタンはかわいいが、中には恐ろしい効果を持つ罠も…。
罠も使い方次第ではあるけれど、
この自分から地雷の罠にかかって周囲の敵を一掃するテクニックとか
初心者のうちに教えることなのか…(笑)
最近のダンジョンRPGのレベルが高いのか、
「不思議の幻想郷シリーズ」のレベルが高いのか…。
急に先行きが不安になりガクブルな私。
さらに初心者指南を進めていくと、
素材アイテムを組み合わせてアイテムを生成するチュートリアルが発生。
その名も「にとフュージョン」!!!
うーん、何のことやらさっぱり分からん…(笑)
とりあえずどう見てもただのカッパの魔法瓶にしか見えない。
あくまで現時点での推測だが、筆者の勘では
最終的にレア素材を集めてすごいアイテムを作ろう的な
やり込み要素に近い代物なんじゃないだろうかと予想している。
最後は初心者指南の卒業試験に挑む。
この場面は、金縛りの札を使ったテクニックを駆使すれば、
現時点では勝てないような強敵も
上手く足止めして避けることが出来るよという内容。
ちなみに敵の強さにはランクが存在しており、
- 〇〇ちゃん
- 〇〇(呼び捨て)
- 〇〇さん
- 〇〇さま
- でかい〇〇
というように固有名称の後ろにつく呼称によって
強さの段階が分かれているようだ。(1<2<3<4<5の順に強い)
なので、画像に出てくる敵の美鈴さまは4の強さに位置するため、
レベル1の霊夢では到底勝てないということが分かる。
それにしてもあの集団はエグい。
外に出したら一発でノックアウトされそうでガクブル…。
指南の説明はすごく親切だけど、実践内容は鬼畜な気がしてならない。
最後の部屋ではジグザグ移動の計算を間違えて
攻撃を受けてしまい、初めて力尽きる。
(本当にこれ初心者指南なのか。2発で死んだけど。)
この後、やり直してなんとか初心者指南卒業試験はクリアしました。
仙人の試練をプレイ
初心者指南で教わったことをおさらいする為、
メインストーリーを進める前に仙人の試練(初級)をプレイ。
アイテムの持ち込み不可なので、
通常のダンジョンよりテクニックを駆使する実践向きの内容となっている。
仙人の試練の初級ダンジョンは結構さくさく進めたので
流れはダイジェストでご紹介します。
能力の異なるパートナーを自由に選んで連れていける模様。
心強い存在だが、同行キャラの動きの管理も必要に。
あえて同行キャラを連れて行かずにプレイすることも可能のようだ。
道中でお馴染みのアイツが登場!
順調に華扇の修練場を進んでいたが、
9Fで幻覚の罠を踏んでしまうハプニングが発生。
霊夢が幻覚状態になってしまい、
仲間の姿が変化…って、
えっ!?
出たああああああああ!!!
東方Projectに関してにわか知識しかない筆者でも知っている。
ゆっくり実況などでお馴染みのゆっくり霊夢じゃないか!!!
意外過ぎる所での登場にテンション爆上がりでした(笑)
厄介なスキルを持つ強敵も登場!
華扇の修練場の最終フロアでは厄介なスキルを使う敵も登場。
初級ダンジョンで混乱スキルを使ってくる敵がいるってどんだけ~!!
一転してピンチになったりしたが、今後の難易度はさらに上がるのだろうか…。
少し不安は残るが、今後の展開が楽しみだ!
総評(1回目)
思っていたよりずっと面白い!
キャラクターのかわいさは大満足だし、
ダンジョンRPGの要素も多彩で楽しい!
こういう軽いタッチで実はめちゃくちゃやり込み要素があるのも
違った良さがあるので、少し特殊なダンジョンRPGを求めてる人におすすめ!
途中評価(テンション):★★★★★★★★★☆(9点)